最近は、SNSでもちょっとした『ボケ突っ込み』を楽しむツールがあります。
「写真で一言」など、お題をもらってボケるのって誰でも簡単にできるものなのでしょうか。
すべって場の空気を凍らせたくないし、大喜利がうまくなるトレーニングとかコツを知りたい。
こんにちは、こーへいです。
芸人さんの大喜利を見ていると、お題に沿ってすぐに答えが出てきますよね。
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頭の回転が速いのか、
考え方のコツやトレーニングの方法があるのかな?
大喜利のうまい人は、想像力や観察力がありそうですよね。
この記事では、大喜利について以下のようなことを解説していきます。
- 大喜利が上達するためのトレーニング方法
- 大喜利の考え方ってどんなもの?
- 大喜利の基本、『写真で一言』を面白くするコツ
大喜利のコツをつかむことで、周りへの観察力や想像力も膨らむし、
会話や人間関係を豊かにするきっかけがつかめるようになります。
まずはこの記事を読んで、大喜利の魅力やコツをつかみましょう。
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大喜利とは何か?その魅力
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そもそも『大喜利』とどういったものなのか?
この章では、大喜利の基本と魅力を紹介していきます。
コツをつかむ第一歩です。
大喜利って何?
語源は歌舞伎の二幕目の終盤の『大切り』だといわれています。
のちに寄席の余興として、『客は喜び演者も利を得る』という意味で名づけられました。
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要するにどういうことをやってるの?
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ざっくり言うとお題をもって、
それを面白おかしく答えるってこと
具体的には—
・あいうえお作文
・なぞかけ
・写真で一言
・連想ゲーム
・とんち
というものです。
大喜利の魅力
大喜利には『これが正解』という答えがありません。
だからお題に対して思いついたものを発表できます。
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それぞれの感性で受け取り方もひとそれぞれなのね
大喜利とは違いますが、例えば空に流れる雲を見て、
A:『あの雲クリームパンみたいだね』
B:『えぇグローブじゃない?』
C:『いやいやごつごつの恐竜でしょ?』
というふうにそれぞれの見方で答えが変わるのです。
明確な回答がないので、ある程度『どんな答えでもあり』なのです。
確かにそれが『ウケる』かどうかは、受け取り手によりますが、
自由な発想ができるというのは、大喜利の大きな魅力の一つです。
また大喜利は、漫才やコントのようにネタやストーリーを考えなくても、
その場の発想で『お題』さえあればすぐにできるというのも魅力です。
お題もすぐに思いつくようなもので
・おばあちゃんあるあるを教えて→『お茶の中に入れ歯を入れておく』
・メタンハードネートみたいなことを言ってください→『布団たたまねーと』
・『食べるんじゃなかった』どんなチョコ?→『最後まで食べたらお礼のリクエストが書いてある』
と言った感じです。
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お題も回答も身内ネタで盛り上がれたりするのも
魅力の一つですね。
大喜利の考え方とコツ
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では早速、大喜利をするときのコツに触れていきます。
どんな考え方が、お題を面白くする回答につながるのかを解説していきます。
大喜利を面白くするためのコツを学んでいきましょう。
大喜利が得意な人
大喜利で面白い答えが出せる人って『センスいいなぁ』と思われます。
もちろん感覚があるんでしょうが、そのほかにもいくつか要素があります。
観察力がある
普段から周りを気にしてみている人は、大喜利も得意な傾向にあります。
観察している事柄が、大喜利のお題や回答につながっています。
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『○○のあるある教えて』というお題に答えるのにも
観察力が役に立ちます
好奇心がある
いろいろなことにチャレンジする好奇心も大事です。
『いろいろなことを経験をしている』というのも大喜利の得意な人には多いのです。
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好奇心からチャレンジした経験は
大喜利のネタになることも多いです
大喜利が得意な人は、経験を積んで、
『引き出しが多い』
という人なのです。
もしも○○だったらという想像力
想像力も大喜利が得意な人には多いです。
想像力のセンスで、大喜利の面白さも違ってきます。
例えば—
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この前スカイダイビング行ったよ
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いいね、空は気持ちよかった?
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よく『鳥になったみたい』とか『風になった気分』ていうけど
その通りだったよ
というよりは、
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ちょうど腹減ってたし、開いたバラシュートが、
夕べ食ったホッケの開きに見えてた。
というふうに、『もしもパラシュートがホッケだったら』という発想が生まれます。
いろいろ想像力が働く人は、大喜利が得意な人も多いです。
しかし、あまり想像が膨らみすぎると空想や妄想としてやりすぎてしまうので注意しましょう。
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なんでも例えで言われると、イラっとしてしまうことがあります
例えツッコミの練習になる記事を紹介します。
この記事を読んでいただければ、上手な『例え』の練習にもなります。
大喜利やツッコミだけではなく、会話を円滑にできるコツもわかる記事です。
例えツッコミが得意な芸人から学ぶ!ツッコみ芸人、後藤さんみたいになる方法!
大喜利の答えはどうやって出すのか
大喜利の答えの基本として、主に2つあります。
- 連想のひねり
- ずらし
連想のひねり
共感を呼べる連想をひねって回答を出す方法です。
あるあるの答えを『それはない』けど『あったらいやだけどおしろい』にひねります。
例えば
『こんなラーメン屋はいやだ』というお題
↓
汚いラーメン屋ほどうまい(あるあるを連想)
↓
掃除したくなる(掃除はしたくないけど共感できる)
↓
回答
『客が店内を掃除している』(ひねり)
という回答になります。
ずらし
お題の連想をずらして回答するパターンです。
例えば
『こんなカフェはいやだ』というお題
↓
カフェはおしゃれ、飲食店、軽食(連想)
↓
おしゃれではないけど同じ飲食店は?焼き肉屋ならどうなる?(お題をずらす)
↓
回答
『コーヒーを頼むとカルビ定食がついてくる』
という回答になります。
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常識を覆す発想の転換がウケるんだね
こんな大喜利はウケない
大喜利の回答には、注意点もあります。
この三点は受けない大喜利の要素です。
あまりにもかけ離れた『ひねり』や『ずらし』だと、わかりづらくてうけません。
お題『こんなラーメン屋はいやだ』
回答『おかあさんが洗濯している』
という感じだと、頭の中には『なぜ?』だけが残ってしまいます。
回答した本人にはあるあるでも、これでは共感できる人はほぼいません。
逆に感想を述べただけでは大喜利にはなりません。
お題『こんなラーメン屋はいやだ』
回答『ラーメンがまずい』
確かにそうですが、『だからなに?』という結果に終わります。
大喜利のお題のコツ
大喜利を面白くするコツとして、『お題の選び方』もあります。
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会話と一緒で、広がりやすさや、
あまりなじみのないお題のほうが盛り上がります。
お題には様々なものがあるので、どういったパターンでも構わないのですが、
その場にいる年齢層や、関係性などを加味するのもよいでしょう。
例えば、子供にははやりのアニメや芸能人のあるあるネタにしたり、
友だち同士なら、共通の趣味や学校・職場などのネタにするなどです。
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お題も共感しやすいもののほうが良いのですね
お題の出し方もパターンがあるのでいくつか例を挙げていきます。
- こんな○○はいやだ
- ○○が▽▽、何をした?(何をしてる)
- ○○に□□してください
- 写真を見て一言
- 写真を見て空欄を埋めてください
- ○○をするとどうなる?
答えの幅が広がりすぎないことと、あるあるが想像しやすいネタを選ぶのが、
お題のコツです。
仲間うちでやる大喜利なら—
『こんな営業部長はいやだ』
『マスコットの××の副業 何をしてる?』
『バスのチャイム5回連打するとどうなる?』
『13日の金曜日のジェイソン、14日は何してる?』
と言ったような、身近で想像しやすいものがよいでしょう。
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ジェイソンは13日以外も狂人であるのが普通ですが、
13日以外は優しいんじゃない?と思わせる、
『緊張と緩和』のようなギャップを引き出すお題ですね
大喜利が上達するために有効なトレーニング
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どんなことでも、上達にはまず数をこなすことも大切です。
ただやみくもにやっても、面白くなるのに時間がかかったり、
同じことの繰り返しで、上達しない可能性があります。
この章では、面白くなるためのトレーニングとして、大喜利上達のヒントを紹介します。
大喜利の面白い回答
大喜利においてお題は『フリ』で回答は『ボケ』になります。
ボケは受け止められても、『ツッコミ』を期待するものではないので、
『ボケできめる』というスタイルです。
ここでいくつか面白い回答を紹介します。
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感性を磨くのに、面白い大喜利をたくさん見るというのも
いいトレーニングの一つです。
大喜利おもしろ回答例
お題:『この赤ちゃんアスリートだな』どんな赤ちゃん
回答
- 『ハイハイの前のウォーミングアップが入念』
- 『よだれかけにスポンサーの名前がいっぱい書いてある』
- 『クラウチングスタートでハイハイする』
赤ちゃんが身に着けるよだれかけに、アスリートではあるあるの『スポンサーを付ける』
という発想が面白いですよね。
お題:ロボットの三原則を教えてください
回答
- 狸型ロボットなのにネコ型だと偽ってはならない
- オイルを口から飲まない
- 動くときに『ウィーン』と言わなければならない
誰もが知っている国民的ロボットを『いじる』形のボケがあります。
みんなが知っていることや、ロボットにありがちなことでボケています。
お題:名曲からフレーズを引いて残念にしてください
回答
- 『みえないものを見ようとして 覗き込んだ』
- 『世界に一つだけな』
- 『大きなのっぽのおじいさん』
こういうパターンのお題は、『どこを切り取るか』が大切です。
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これとこれを合わせたら、こんな言葉ができる、とか、
ここを変えたら違う意味になる、という発想が大切です。
ボケのコツをつかむと、大喜利を面白くすることができます。
こちらの記事を読んでいただけたら、『ボケ力』があげることができます。
笑いをとれるボケは、大喜利の基本です。
是非一読して大喜利のおもしろ回答のコツをつかみましょう。
ボケで笑いを取る方法を徹底解説! 日常会話で上手く笑わせるには?
大喜利が上達するのに有効なトレーニング
上のようなおもしろ回答の大喜利ができるようになる、トレーニングなんてあるのか?
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大喜利ってトレーニングで上達するものなの?
まぁ、確かに芸人として稼いでいくためには、センスや運もあるのでしょうが、
『大喜利力を上げる』ためのトレーニングになる方法はあります。
大喜利に必要なのは
です。
街を散歩してみる
街を散歩して、目についた看板や建物にツッコミを入れてみましょう。
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美容室なのに『ヘアサロン臼井』かよ!
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しょくぱんまんの家かよ!
などと、ツッコミを入れながら歩いていると、発想力が豊かになります。
カードゲームをしてみる
ツッコミを考えるカードゲームや、カードに書かれたイラストに名前を付けるゲームなど、
今は様々なカードゲームがあります。
想像力や、スピード感が養われます。
YouTubeやお笑い番組を見る
おもしろいものを見て、マネをしたり語彙力を身に着けたりしましょう。
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好きな芸人さんや、面白いと思う芸人さんの動画を見るのも
参考になるし、面白い単語も覚えられます。
大喜利の考え方やコツをつかむには、面白い話やエピソードに触れることから。
こちらの記事を読んで、発想力や想像力を鍛えていきましょう。
大喜利のネタ探しのお役に立つ記事です。
面白い話のネタを一覧で紹介!ネタ帳の作り方や短いネタの話し方を解説!
『写真で一言』をやってみよう
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大喜利で一番ボケやすいのが、『写真で一言』でしょう。
一番オーソドックスなお題なので、初心者でもやりやすい大喜利ですし、
今一番流行っているジャンルです。
初心者のうちは、大喜利をやる場合『写真で一言』をしましょう。
この章では、写真で一言を面白くするコツを紹介します。
写真で一言の考え方とセンス
写真で一言で大切なのは、
・誰の主観にするか
・他と被らない回答をするか
ということです。
まずは『誰の目線でセリフを作るか』が大切です。
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例えば、この家族の写真では4人のうちの誰かのセリフにすることもできます。
しかし、
『初めてA5ランクの牛肉を見た家族の反応』
というふうに、見ている人への説明的な回答もできます。
また、ほかの人が注目しないところをついて、縞々の服の子供の気持ちに注目して、
『お母さん厚化粧し過ぎで口紅がはがれおちたで!』
と言った回答にするのもいいでしょう。
写真で一言で気を付けること
センスを突き詰めすぎて、着眼点をずらしすぎると、
『何言ってるの?』『どこ?』となってしまいます。
逆に、見たままの感想を言うと、ほかの大喜利と一緒で
『だから何?』となってしまいます。
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写真で一言の場合、映像があるので情景を想像するのではなく、
『え?この写真てこんな見方があるの?』
と思える答えが大切です。
『写真で一言』のおもしろ回答例
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この写真で一言
回答
『この紙に書いたの消すと現実でも消えるの?』
『部長にネクタイだけはちゃんとしろって言われたから…』
『ニュータイプのコピーロボット』
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この写真で一言
回答
『こいつ?新しい彼女』
『俺より派手なやつは許さねぇ』
『体に落書きされた…』
TwitterやYouTubeにも、たくさん面白い『写真で一言』がるので、
チェックして自分のセンスも上げていきましょう。
大喜利のコツをつかむ 考え方とトレーニング方法を解説 まとめ
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以上、大喜利の魅力やコツを紹介してきました。
単に面白くなれるだけじゃなくて、発想力や観察力、想像力なども、
大喜利のコツをマスターする中で、身についていくことが割っていただけたでしょう。
この記事のまとめ
1.大喜利は、『観察力』『想像力』『発想力』お鍛えることにコツがあります
2. 大喜利の考え方は、連想からの『ずらし』『ひねり』が大事です
3. 大喜利のトレーニングをしてセンスを磨きましょう
道具がなくても、ネタ合わせをしなくても気軽にできるのが大喜利です。
たくさんのお題や回答を参考にして、自分ののセンスを磨いていきましょう。
この記事を読んだ後に行動できること
1.観察力と発想力のトレーニングのため、自分の周りのものにツッコんでみる
2.連想の『ずらしすぎ』『ひねりすぎ』には気を付ける
3.大喜利のお題になりそうなあるあるネタを見つける
4.こーへいのメールマガジンを登録し、会話術について学ぶ
大喜利の練習になるアプリや動画はたくさんあります。
この記事で考え方のコツがわかったら、さっそく実践してみましょう。
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