ツッコみを練習する方法は?上手い人の例や日常会話でツッコミを入れるコツを解説!

上司にも気軽にツッコめる人ってうらやましいなぁ。
ツッコミが上手い人ってコミュニケーションで困ることがなさそう。
いつもボケられても反応できなかったり、「あはは・・・」って愛想笑いでごまかしちゃうから
こいつノリ悪いなって思われてそう・・・。
お笑い芸人みたいなレベルじゃなくていいから、
日常会話でツッコむコツとか、ツッコみを練習する方法ってないのかなぁ?

こんにちは、こーへいです。

ツッコミが上手い人って場を盛り上げるのが上手いですよね。

あんな風になりたいと思っても、ツッコみの練習って何をすればいいのか迷ってしまうと思います。

この記事ではお笑い芸人向けではなく、素人向けのツッコみを練習する方法をご紹介します。

ツッコみの具体例やツッコみを日常会話でやるコツについて解説した後に
練習問題を用意していますので、ぜひ自分なりのツッコみを考えてみてください。

ツッコみは練習して経験を積めばできるようになるものです。

ツッコみができるようになれば、ノリがよくて面白い人だと思ってもらえる上に
相手との距離を縮めるための武器になりますよ。


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2.初対面でも沈黙にならずに話せる方法
3.口下手から、会話上手になるための最短ロードマップ
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目次

ツッコみを練習する方法は?

ツッコみを練習する方法は?

会話しているときにツッコみが上手い人がいると、笑いが起きて場が盛り上がりますよね。

自分もツッコみができるようになりたいと思っても、どう練習すればいいのか分からず悩んでしまいます。

ここでは、ツッコみを入れる前段階としてボケに反応するためにはどうすればいいのか、
お笑い芸人のツッコみをそのまま真似するのはNGだということを解説します。

ボケに反応する

ボケとツッコミはセットであり、ボケがあってはじめてツッコむことができます。

ツッコみを入れるためには、普段の会話の中で「あ、今ボケたな」と気づけることが大前提です。

「いや、今のはツッコむところ!」とよく言われるのであれば、あなたはボケに気づけていません。

もしくは、気づいていても「え、これツッコんでもいいの・・・?」と
迷っている間にタイミングを逃しています。

ツッコミを入れられるようになるために、その前段階としてボケに反応できるようになりましょう。

1.人の話をちゃんと聞く
 ボケに気づくことができない人は、自分が何を言うべきかに気を取られて
 人の話をちゃんと聞けていない場合があります。
 発言内容はもちろん、話しているときの表情もよく見るようにしてくださいね。

2.ボケに気づいたら反応する
 ボケに気づけるようになったら、何かしらの反応をするようにしてください。
 このときはまだツッコみでなくていいので、笑ったりボケたワードをオウム返しに言ってみましょう。
 ツッコみはタイミングが大事です。何を言うかを考えずに反応することだけに集中することで、
 どのタイミングでツッコみを入れればよいのかの練習になりますよ。

ボケた人が1番避けたいのは、誰も反応してくれなくて「シーン・・・」となることです。

普段の会話でボケに反応できるようになれば、
ボケた人が求める最低限のレベルはクリアしたことになりますよ。

お笑い芸人の真似はNG!

「ツッコみができるようになるにはどうすればいいですか?」という質問に対する回答として
「お笑い芸人の動画などを見て真似してみましょう」というのをよく見ます。

率直に言うと、お笑い芸人のツッコみをそのまま真似するのはやめた方がいいです。

理由としては

  • ステージを見ている観客を笑わせる漫才やコントと、日常会話とでは環境が違い過ぎる
  • 容姿のいじりなど、プロ同士だから成立しているものが含まれる
  • 中途半端に真似をしても二番煎じにしかならず、ウケない

特に多いのは、安易に人をいじって笑いを取ろうするやり方です。

プロのお笑い芸人同士であれば信頼関係ができている上でいじっていますし、
そのやりとりで笑いを取ることによってお金をもらっています。

プロ同士だから成立することを日常会話にそのまま持ち込んでも
笑わせるどころか、いじった相手や周りの人にまで不快な思いをさせてしまいます。

お笑い芸人の動画を参考にしたいのであれば、

  • ツッコみのタイミング
  • 声のトーン
  • 言葉選び

このようなポイントを見るようにしてみてください。

実際に自分でもやってみようと思ったときは、
「日常で使ってもおかしくないか?」という視点を忘れないようにしてくださいね。

ツッコミが上手い人とは?

ツッコミが上手い人とは?

ツッコミが上手い人はどんなツッコミをしているのでしょうか?

実はツッコミにはパターンがあります。

ここでは、ツッコミが上手い人の特徴と
日常会話で使いやすいツッコミのパターンの例を、初級編・上級編に分けてご紹介します。

笑いの取れないダメなツッコミについても解説しますので、参考にしてください。

ツッコミが上手い人の特徴

お笑い芸人ではなく、日常会話の中でツッコミが上手い人の特徴を挙げてみました。

  • 聞き上手
  • ボキャブラリーが多い
  • 返しが早い
  • 空気を読める
  • ツッコミで人を不快にしない
  • 無理にお笑い芸人の真似をしてない

人を傷つけるような言葉を使わず、周りに合わせたテンションで素早く的確なツッコみを入れる人が
ツッコミが上手いと思われるようです。

逆に、空気を読まずにハイテンションでしゃべり続ける人や
人をバカにして笑いを取ろうとする人は「面白いつもりが、ただうざい人」と思われるので注意しましょう。

上手いツッコミの例

ツッコミの例【初級編】

ボケに反応できるのであれば、すぐに使えるようになるツッコミのパターンをご紹介します。

指摘ツッコミ

基本的なツッコミです。気づいたボケを指摘・訂正すればOKです。

例えばお笑い芸人のナイツのように

ボケ  :ヤホーで検索してみたのよ
ツッコミ:ヤフーね!



疑問ツッコミ

指摘ツッコミを疑問形にします。

疑問形にすると会話が続くので使いやすいですよ。

ツッコミ:あれ、髪切った?
ボケ  :昨日切った!イケメンだろ?!
ツッコミ:え?イケメン?どこ?
ボケ  :目の前にいるだろ!(笑)



擬音ツッコミ

「こら!」「おい!」「え~!」など擬音のみでツッコみます。

咄嗟にいい言葉が思いつかない場合でも使えますよ。

ボケ  :お前の奢り?!ありがとう!!
ツッコミ:おい!!



ツッコミの例【上級編】

ここからは、テクニックが必要な上級編をご紹介します。

すかしツッコミ

ボケをあえてスルーする方法です。

1対1では使えませんので、グループで会話しているときに使いましょう。

また、「反応できていないのではなく、わざとスルーしているんですよ」と
分かるようにしなくてはいけません。

例えばお笑い芸人のオードリーのように

ボケ  :春日のここ、空いてますよ
ツッコミ:・・・この前ですね~、



例えツッコミ

何かに例えてツッコむ方法です。

ボキャブラリーが豊富で、かつ反射神経が必要になるので難易度は高めです。

例えばお笑い芸人のフットボールアワーの後藤さんのように

(女芸人がプロのヘアメイクで大変身した写真を見て)
ツッコミ:高低差ありすぎて耳キーンなるわ!



ダメなツッコミとは?

上手いツッコミの例を見てきましたが、
反対に笑いの取れないダメなツッコミはどんなものなのでしょうか?

● タイミングがずれている
  ツッコむタイミングが遅くなり、周りの人が先にボケを理解してしまうとウケにくくなります。
  普通の会話でもテンポが悪いと気持ち悪かったりしますが、ツッコミの場合はよりシビアです。

● 長すぎる
  ツッコミの言葉は短ければ短いほどキレがよくなります。
  ツッコミのセリフが長いと、どうしてもテンポが悪くなってしまうのです。

● 分かりにくい
  ボケは普通に考えると非常識なことやおかしなこと、
  ツッコミはその非常識なことを指摘することです。
  つまりツッコミの内容は、周りの人が共感し納得できるものでなければウケません。
  また、単純に恥ずかしさで声が小さかったりして、伝わらないのもNGですよ。

タイミングを押さえ、短いセリフで誰にでも分かるツッコミを心がけましょう。

ツッコみを日常会話でやるコツ

ツッコみを日常会話でやるコツ

いざ、実際にツッコんでみようと思っても、日常会話でツッコミを入れるのって結構難しいですよね。

特に上司がボケたりした場合、
「え、ツッコんでいいの・・・?」とためらっている間にタイミングを逃しがちです。

ここでは、日常会話でツッコミを入れる場合には人間関係が築けているかが大事だということと
ツッコむまでの会話の流れをどのようにすればよいのかを解説します。

人間関係が大事

真面目そうな上司が真顔でボケてくるんだけど、
これってツッコんでいいのかな・・・

ツッコんでも大丈夫かどうかは、ボケた相手との人間関係がちゃんと築けているかによります。

初対面の人に言われる「バカじゃないの?」と
仲のいい友人に言われる「 バカじゃないの? 」とでは受ける印象が違います。
普段からコミュニケーションを取っている友人相手ならば
「えー、ひどい(笑)」などすぐに反応できますよね。
しかし、初対面でいきなり 「バカじゃないの?」 と言われると
「えっ・・・」とまず戸惑ってしまうと思います。
土台となる人間関係ができていなければ、ツッコんでも笑いを取ることはできません。



普段からコミュニケーションは取れているし、
ツッコんでも大丈夫だとは思うんだけどちょっと不安・・・

そういう方は徐々に段階を踏んでツッコんでみるといいですよ。

  1. 相手がボケたら笑う
  2. ボケに対して「ちょっと~!(笑)」など軽めにツッコむ
  3. ボケに対して「○○でしょ!」などはっきりツッコむ
  4. ボケに対して辛口なツッコみを入れる

ポイントは相手の表情をよく見て、許容範囲を探ることです。

ちょっと毒舌なツッコみでも気にしないのか、ツッコむときでも敬語じゃないとダメそうかなど
相手をよく見ながら試してみてくださいね。

ツッコむまでの会話の流れは?

ツッコみを入れて笑いを取るには、その場の雰囲気も大事です。

会話が弾んでいたり、気楽な雰囲気であれば人は笑いやすくなります。

自分:何食べてるの?
相手:コンビニの新商品!
自分:CMでやってたやつじゃん!美味しい?
相手:美味しいよ~。全種制覇するんだ!ダイエット中だけど。
自分:アホか(笑)!

ポイントは相手に質問して、相手の話を引き出すことです。

相手に主体となって話してもらった方が、ツッコみを入れやすくなりますよ。

ツッコみの練習をしてみよう

ツッコみの練習をしてみよう

最後にツッコみの練習をしてみましょう。

練習のお題を出しますので、初級編・上級編に分けてツッコミのパターンを意識しつつ
自分でもどうツッコむのかを考えてみてください。

ツッコみの練習【初級編】

プロジェクトの打ち上げでのシーンを想定した以下のお題でツッコミを考えてみましょう。

【プロジェクトの打ち上げ】
上司:みんなお疲れ様!今日は遠慮せず飲んで食べて楽しんでくれ!
   心配しなくても大丈夫だぞ、ここは奢りだ!!・・・Aくんの!
A :○○○○○○(ツッコミ)

上司へのツッコミって失礼にならないようにしなきゃと思うと、結構難しいですよね。

自分なりのツッコミを考えてみてください。

V

V

V

V

V

V

V

いかがでしょうか?

「これが正解!」というものはありませんが、ツッコみ例を載せておきます。

  • 強めのトーンで食い気味に「なんでですか!!」      【指摘ツッコミ】
  • 不思議そうな顔で「え?部長じゃないんですか?」     【疑問ツッコミ】
  • 情けない感じの声で「ちょっと!!勘弁してくださいよ~」 【擬音ツッコミ】

「セリフこれだけ?」と思うかもしれませんが、表情や声のトーンを意識すると笑いを取れますよ。

ツッコみの練習【上級編】

初級編と同じお題で、上級者向けのツッコミを考えてみましょう。

【プロジェクトの打ち上げ】
上司:みんなお疲れ様!今日は遠慮せず飲んで食べて楽しんでくれ!
   心配しなくても大丈夫だぞ、ここは奢りだ!!・・・Aくんの!
A :○○○○○○

V

V

V

V

V

V

V

いかがでしょうか?

まずはすかしツッコミの例です。

上司:みんなお疲れ様!今日は遠慮せず飲んで食べて楽しんでくれ!
   心配しなくても大丈夫だぞ、ここは奢りだ!!・・・Aくんの!
A : ・・・えー、本日は飲み放題となっておりまして~
上司:おい!(笑)
A : 僕お金持ってないんですよ~

間を取ってわざとらしく別の話題を始めます。

その後に元の話を続ければOKです。



例えツッコミであれば、

上司:みんなお疲れ様!今日は遠慮せず飲んで食べて楽しんでくれ!
   心配しなくても大丈夫だぞ、ここは奢りだ!!・・・Aくんの!
A :え?部長が奢るって言ってませんでした?
上司:記憶にないなぁ~
A :記憶にないって、政治家じゃないんですから(笑)



例えツッコミについては、 

例えツッコミのコツを解説! 分かりやすいお題を元に練習法を提示! 

の記事を参考にしてみてください。

例えツッコミとは何か、また例えツッコミの練習法を解説しており、
例えツッコミができるようになりたい方におすすめです。

例えツッコミの例をもっと見たい場合には、


お笑い芸人の例えツッコミ集! 上田さん、後藤さんはなぜ面白いのか解説 

の記事を参考にしてみてください。

具体例を学ぶのと同時に、お笑い芸人の例えツッコミを
日常会話に応用するにはどうすればよいのかを解説しています。

上手い人の例や日常会話でツッコミを入れるコツを解説! まとめ

上手い人の例や日常会話でツッコミを入れるコツを解説! まとめ

この記事では、ツッコみを練習する方法について解説しました。

ツッコミが上手い人はお笑い芸人のツッコミをそのまま真似することはしません。

日常会話でツッコみを入れるコツは、人間関係を築いて相手の許容範囲内でツッコむこと、
会話を弾ませて笑いやすい雰囲気にしておくことです。


会話を弾ませるための質問のやり方を知りたい場合は
初対面で会話を続ける方法!同棲異性問わず友達と盛り上がる話題、質問とは? の記事を
参考にしてみてください。

会話を続けるための質問の仕方や会話のきっかけに使える話題を紹介しています。

この記事のまとめ

1.ボケに気づき、反応できるようになればツッコみを入れられるようになる
2.ツッコミが上手い人はパターンを使い分け、タイミングよく、短いセリフで分かりやすくツッコむ
3.日常会話でツッコむコツは、人間関係をしっかり築いておくこと

ボケに反応できるようになったら、
初級編の「指摘ツッコミ」「疑問ツッコミ」「擬音ツッコミ」からやってみてくださいね。

この記事を読んだ後に行動できること

1.ツッコみの練習の第一段階として、ボケに反応できるようになる
2.相手の表情をよく見ながら軽めのツッコみを入れてみる
3.こーへいのメールマガジンを登録し、会話術について学ぶ

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