笑いの構造が分からず、どうやって使っていいのかわからない。
せっかく覚えた笑いにつながる話し方、面白い返し方もいまだに使えずじまい…
色んな笑いを活用できるパターンを経験して覚えるには面倒…
こんにちは、こーへいです。
笑いについて色々調べたけど、仕組みやパターン、使えるタイミングが良くわからないという方も
多いのではないでしょうか?
面白い人になるためには、状況に応じて「笑い」を使い分ける能力を知っていなければなりません。
いちいち実践、その後パターンを分析してとしていれば面倒ですし、
仕組みを1つ1つ作るのは大変ですよね。
今回は、「笑い」のパターンを分析し、どの場面、タイミングでどのように使えるか、
そしてパターン化した笑いを簡単にすぐ実践で使えるよう解説いたしました。
構造ごとにまとまっておりますし、読み終わるころには、「笑い」の
パターンを理解できるようになっているはずです。
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会話の中で起こる笑いの構造はパターン化出来る?
- 笑いは難しい
- 才能がある人の特権
- コミュニケーション能力が無い自分には無理だ
- タイミングが分からない
そう考えていませんか?
笑いとは、
まず(1)相手に笑いの為に状況を理解、意識させるためのポイントが5通りと、
(2)説明・狙いを絞るボケ、理解のボケの2通りで出来ており組み合わせることで、計10種類で成り立っています。
この10通りのパターンの中から好きな、または状況にあったものを選択することで簡単に笑いを手に入れることが出来ます。
1)5つのポイント
まずは、(1)のパターンを説明していきます。
笑うための要素が何なのかを相手に伝え、5つのポイントをうまく使い意識を向けさせることで笑いへと繋げます。
①外見や見た目
例えば、
- ハロウィンの仮装で、ピカチュウのボディペインティング・仮装をする
- 靴下を片方だけ履き忘れる
- 怒ったふりをして髪の毛をわざとらしく逆立たせる
これらのように、相手にツッコミやすい状況を作ることで簡単に笑いに繋げることが出来ますよね。
しかし、
- あまりにも完成度の高すぎる仮装
- 常日頃からオシャレに興味を持ち、前衛的なファッションスタイル
- 冗談を言うタイプではない
このような場合、
完成度が高すぎるとツッコミづらいですし、それがファッションだと勘違いしますし、
冗談だと捉えられず、本当に怒ってるとさえ思われてしまいます。
②関係性や自分、相手の地位・状況
場違いすぎる事を言われると人は、
なんでだよ(笑)
そんなことないでしょ
と否定を交えたツッコミを入れたくなりますよね。
例えば、
上司A「最近頑張ってるから、彼女のいないお前におすすめのお店連れて行ってやるよ」
部下B「え!いいんですか!ありがとうございます、ちなみにどこですか?」
A「ほらそこの熟女バー」
B「えー、嫌ですよ(笑)」
このように、彼女のいない若いBさんが、
上司にお店に連れて行ってもらえる!
彼女のいないってわざわざ言うってことは若いお姉さんのお店かな?
と期待しているところに敢えて熟女バーを勧めることで関係性や相手の状況を逆手に取り笑いに変えています。
ここで重要なのは、
- 相手や自分の年齢を知る事
- 関係性を知る事
- 立場を知る事
この3つを抑えることでこのポイントは簡単に使えるようになります。
③状況や場所、シーン
- この状況でしか使えない
- 場所がここだから面白い事ができる
という時ありませんか?
笑いには、その状況やシーンでしか有効的に使えないというものが多く存在します。
しかし、言葉で相手にその状況を浮かばせることが出来たなら、使う事も可能なのです。
- 日に焼けた肌を晒した大きな男が、水着姿で…
- サーフボードを持って階段を上る少年が…
- 風に乗せられたカップラーメンの匂いと潮の香りが…
とこのような話出しで会話を進めると、海と言う単語を使わず海にいる場面が思い浮かびますよね。
これを逆手に取り、
「道を歩いてる時に前から歩いてきた御婆さんがザッバーンてこけて」
「え?急に海に行っちゃった?」
「助けようと思ったらびしょびしょなっちゃって」
「やっぱ海にいます?(笑)」
このように道を歩いているという状況で、急に海を想像させるオノマトペを使い、
相手にツッコミを限定させることで、笑いを取り入れることが出来ます。
④動作で相手に伝える
大きな動作や、伝えたいものの動きのマネをすることは、
首を前後に動かし、「ポッポー」と言いながら、
「あれ、好きなんだよねオオカミ」
と言えば、「それはハトでしょ(笑)」とツッコミを誘えますし、
「めちゃくちゃ急いでるから話はあとにしてもらえる?」
と言いながら、パジャマでゴロゴロ
という状況なら、「忙しくないじゃん(笑)」とツッコミやすいですよね。
このように相手に状況や場面を想像させるのに動作というものは大変有効的な手段です。
私自身、最初は口下手でこの動作を取り入れるポイントから始めました。
動作を大きくすることで、自分に自信がある人と印象付けすることが出来ますし、
「面白い人なんだろうな」と勝手にキャラ付けしてもらえるので、
冗談を言っても許されるキャラになりました。
これが、とても重要で、
- ため口を使うボケをする
- おちゃらけたボケをする
- 少し失礼なボケをする
時に面白いキャラでないと、面白いと伝わらないのです。
自身のキャラクターと言うのはいつでも少しずつ変えることが出来ます。
自分の笑いにあったキャラクターになれるよう行動してみましょう。
⑤評価されている考えられていること
相手から自分はどのように評価されているか把握していますか?
評価や立場、相手からどのように考えられているかを逆手に取ったり、笑いに変えていくことが出来ます。
- NON STYLE井上さん
- 狩野英孝さん
- 安田大サーカスのクロちゃん
などは、そのポイントを常に押さえてキャラづくりをしています。
最近、私が見た芸人さんに「新作のハーモニカ」と言う人たちがいます。
掴みの為に見た目は真面目、そこを逆手に取り、実力の高いビートボックスとラップで笑いを取る
というスタイルで活動されています。
この人たちのように、見た目でまず相手からの評価を前もって予想し、
それを裏切るという形もあります。
2)説明と理解
ボケには大きく分けると、2通りのパターンがあります。
・説明させる、狙いを絞るボケ
・理解、気付き、共通を見つけるボケ
1つずつ順を追って解説していきます。
①説明させるボケ
先程紹介した状況、場面を伝えるポイントを使ってこの説明させるボケをすると、
「せっかくいい天気だし、バナナボートもって新宿散歩しようと思って」
「新宿のこと海だと思ってる?」
「渋谷だったらいい波乗れるかな」
「渋谷にも泳ぐところは無いし、バナナボートで波に乗らないで(笑)」
このように、ツッコミはボケが何を考えてボケたかを説明したくなります。
ボケることによってツッコミはある程度限定されていきますので、
そこまで考えてボケる事が出来れば笑い上級者の仲間入りです。
コツとしては、
相手に間違いを訂正させるようなボケをすることで狙いを絞ることが出来ます。
バナナボートを持っているというボケの場合、
相手は海を伝えたいんだな
とツッコミする準備をしますし、「渋谷だったらいけるかな」とボケることで
渋谷でも海はないでしょ
とツッコミが来ることが予想できますよね。
狙いを絞ると最初は無理に考えずに、ボケた後、
相手のツッコミがどのような返しだったのか
そこに注目しましょう。
②理解・共感のボケ
お笑い芸人のツッコミで
あ~なるほど!
確かに(笑)
となるようなツッコミを聞いたことはありませんか?
「この前お風呂からでたら脱衣所に彼女が居てぎゃ~~って叫び声が響き渡ったんだよ」
「ゴキブリ見つけた時みたいな反応だな」
「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんと子供のA五郎、B子、C美、D治郎、E江、F郎が居ました」
「子供居すぎだろ、ビッグダディみたいだな」
のように、~みたいなとツッコミをさせるボケです。
このボケを使うときは、初めに
~のようだな
しかし、一度決めてしまえば、ボケまでの道のりはすごく簡単です。
~のようだの「~」の特徴を会話に織り交ぜるだけなのです。
もちろんこれらの10通りのパターン以外にも面白いパターンは存在します。
自分にあったパターンを見つけて使う事が笑いへの近道なのでぜひ自分自身のパターンを見つけてください。
人が会話中に笑う仕組みを解説
パターン化出来たところで人が笑う仕組みを理解していなければ、笑いについてマスターしたとは言えません。
人が笑う仕組みを知れば、理論的に笑いを会話に組み込むことができますので是非覚えて下さい。
1)新しい発見
赤ちゃんが、すぐ笑うのはなぜか知っていますか?
人は、新しいもの、未知なるものを見たり知ると、好奇心から面白いと感じます。
ただ興味深いだけでなく、知らないものは不安ですよね。
赤ちゃんではなく、大人に対してもこれは適用され、
知らないことを知れたり、緊張した場面から解放されることにより面白さを感じることがあります。
しかし、緊張と緩和を使った笑いは万能ではないのでご注意を。
緊張と緩和が万能ではない事については、こちらで詳しく解説しています。
2)日本人特有の同調圧力
- 愛想笑い
- 営業スマイル
- 無理やりのリアクション芸
これらを同調圧力の笑いと言います。
特に日本人は、これらの笑いが多いと感じます。
- 人と仲良くするために笑う
- 人を馬鹿にして笑う
- テレビで流れてくる笑い声に合わせて笑う
しかし、逆の見方をすると、同調圧力を使った笑いは圧倒的に日本人が優れているので、
同調意識が強い人ほど面白さを見いだせることでしょう。
- バンジージャンプを無理やりさせられる人
- あつあつのおでんを食べさせられる人
- 気まずいという感情でじわじわ笑いがこみあげてくる人
などの人は、同調圧力を使った笑いに向いています。
簡単にパターン構造を会話の中で活用する方法
結論から言うと、
紙に10通りのパターンを書き、「自分はこれならできそうだ」というパターンに目星をつけてください。
ただそれだけです。
流石にこれだと余りにも説明不足なので詳しい流れを解説しますと、
①好きなパターンに目星をつける。(2パターンまで)
②目星をつけたパターンからあらゆる事態、場面で使うことを意識してイメージトレーニングする。
③イメージトレーニングした通りの場面に遭遇したらそのパターンを使う。
となります。
パターンを覚えたら予想し、イメージする、これを繰り返すだけであなたは面白い人の仲間入りです。
パターンは最大6通りだけで十分
色々なサイトや書籍で笑いについて理論的にパターン化し、全てのパターンを覚えることで笑いを使えると目にしますが、
あなたは、多数のパターンを本当に使いこなせますか?
お笑い芸人ならば、覚えて新しいネタ作りの参考にするかもしれませんが、
会社の上司との会話や飲み会、友達との会話で、
そもそも、笑いを取ることに必死すぎて面白くない人になっていませんか?
笑いについてストイックになることは素敵ですが、周りが見えなくなってしまっては本末転倒です。
ですので、初めは1パターン、多くても2パターンまで使うことにして、
まずは成功体験を積みましょう。
3パターンほどうまく使えるようになれば、会社の人気者になれることでしょう。
笑いのパターン構造を解説! 会話の中で笑いがおこる仕組みを解説 まとめ
この記事では笑いのパターン、構造について解説しました。
パターンを理解し、人が笑う仕組みについて考えることで簡単に笑いにつなげることができます。
この記事のまとめ
1.パターンを理解することで、笑いの方程式は決まってくる
2.暗記するだけでなく、実践することも重要
3.自分のキャラクターにあったパターンをマスターする必要がある
パターンを理解し、人が笑う仕組みについて考えることで簡単に笑いにつなげることができます。
あくまでもパターンは、笑いを簡単に理解するための手段として用いることが、面白い人になるための近道です。
- パターンに頼り切りになり、周りを疎かにする
- 覚えることに必死で実践に活用できない
- 笑いにとりつかれ、会話を楽しめない
ことの無いように気を付けましょう。
この記事を読んだ後に行動できること
1. 好きなパターンに目星をつける。(2パターンまで)
2.自分の性格を一度思い出してみる
3.こーへいのメールマガジンを登録し、会話術について学ぶ
性格が真面目なのに、ため口ボケをしてもなかなかうけません。
自分の性格をきちんと整理してくださいね。
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